食品包装のあれこれ
1月 10, 2020

ポリエチレン・スチレンボトルなど

国内の製罐メーカーでポリオレフィンボトル用の酸素吸収剤を開発し、市場に出回っています。酸素吸収剤は、ポリエチレン・スチレン系樹脂・触媒のブレンド物で、酸化反応は樹脂の自動酸化を利用したものです。スチレン系樹脂を添加することにより、マトリックスであるポリエチレンが酸素吸収性を発現しています。この酸化吸収剤を使用したポリオレフィンボトルは、低カロリーマヨネーズ用ボトルとして使用されています。また海外の化学メーカーでも、酸素吸収包剤を開発していますが、このシステムの酸素吸収剤は、シクロヘキセン基をもつポリマーにコバルト塩と光増感剤をブレンドした系で、透明であり、酸化反応による分解生成物は形成されないと言われています。このシステムはフィルム、コーティング剤、ブローボトルに適用が可能であると発表されており、フィルムはパスタ用トレイの蓋材として用いられた実績があるようです。その他、ほかの国内メーカーでは、酸化セリウム系の酸素吸収剤が開発され、酸化セリウム系脱酸素剤を適用したフィルムを最近市場に投入しており、医薬品包装、特に錠剤のPTP包装に使用されているようです。

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